中小企業倒産防止共済とは?もしも取引先が倒産した場合、債権は?
カテゴリ:税理士コラム
/公開日:2014年8月13日
最近、よく質問を受ける項目の一つである中小企業倒産防止共済について書きたいと思います。
いわゆる経営セーフティ共済と呼ばれるもので、取引先が倒産して売掛金やその他の債権の回収が困難になった場合に、無利子で貸付を受けられる制度です。貸してもらえるので、返さなくてはいけないのですが、入金があるものとして経営していて入金が全くないときの当面の資金として使えるということです。
もしもの時のために加入される方が多いのですが、なぜ加入される方が多いのかというと、まずは連鎖倒産を防げるという点です。近年では、大企業でも経営が危うい企業もありますので、みなさん「もしも」の時のために加入されます。もう一つの理由が、毎月かける掛金が経費にできるという点です。最大月20万円まで設定できるのですが、この掛金が経費になります。
しかも、40ヶ月以上掛金を納付していれば解約しても全額が解約返戻金として戻ってきます。
加入要件としては、業種ごとによる従業員数や1年以上事業を行っていることなどがあります。興味がある方がいらっしゃいましたら、お気軽のお問い合わせください。
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